2026年、当社には31名の新卒社員が新たに加わりました!ものづくりの楽しさや、仲間と協力して一つの目標に向かう面白さを体感してもらうため、当社の模型用モーターを活用した工作研修を新卒社員向けカリキュラムとして実施しています。今年の製作テーマは「丸太運び」!チームで協力しながらユニークなミニロボットを製作し、審査を兼ねた競技会に挑みました。今回は、実習や競技会当日の様子に加え、参加した新卒社員4名へのインタビューをお届けします。話し合いと試行錯誤で完成を目指す2日間!工作研修は、「ものづくりに挑戦し、楽しむこと」と「チームビルディング」を目的に、2日間にわたって実施されました。新卒社員たちは7チームに分かれ、全員が役割を持ちながら協力して作業を進めました。積極的に意見を交換しながら、牛乳パックや網戸のゴムといった身近な材料を活用し、アイディア出し、設計、試作、検証、改善を繰り返して完成度を高めていきました。チームで協力しながら作業を進める新卒社員個性豊かなミニロボットをプレゼンでアピール!研修2日目には審査発表会が行われ、各チームが製作したミニロボットのコンセプトや工夫したポイントを発表しました。その後、ミニロボットの性能を競う競技会も開催されました。審査員は、ものづくり担当の常務執行役員をはじめとする3名です。各チームは、自分たちが製作したミニロボットについて、設計の狙いやこだわりポイントを説明し、それぞれの魅力をアピールしました。会場には、ブルドーザーのようなブレードを備えたものや二輪駆動のもの、パンダをモチーフにしたかわいらしいものなど、機能性とデザイン性を兼ね備えた個性豊かな作品が並びました。各チームが製作したミニロボット坂道を越えて丸太を運ぶ! 白熱の競技会競技会は、2チームずつの対戦形式で行われました。コースは全長約120㎝の直線で、ゴール手前には坂道が設けられています。競技では、直径3㎝・長さ24㎝の丸太をミニロボットが押してゴールまで運びます。一見シンプルに見える競技ですが、実際には簡単ではありません。限られた材料や構造の中で、どのように駆動力を生み出し、安定して丸太を運ぶのか。各チームの工夫と発想が問われました。坂道でミニロボットが止まると、参加者たちは固唾を飲んで見守り、会場には緊張感が漂います。一度止まったミニロボットが再び動き出すと、「まだいける!」「頑張れ!」と声援が飛び交い、見事にゴールすると、チームメンバーは大きくガッツポーズ。ほかの社員からも拍手が送られ、会場は歓声に包まれました。自ら設計・製作したミニロボットの性能を競い合うこの競技会は、新卒社員たちにとって、ものづくりの難しさと面白さ、そしてチームで挑戦する楽しさを実感する機会となりました。ゴールして喜ぶ新卒社員(左)、コースを逸れて進んでしまい悔しさをにじませる新卒社員(右)競技会で勝ち抜いた優勝作品賞のほか、審査により創意工夫賞とデザイン賞が選ばれました。表彰式では、常務執行役員が次のように新卒社員へエールを送りました。「ものづくりや技術で世の中を変えていく上で、まず大切なのは“楽しむこと”です。今日の皆さんの表情からは、思い通りにいかなかった部分も含めて、2日間をやり切った達成感や、ものづくりを楽しむ気持ちが伝わってきました。この経験を、ぜひ今後の業務にも活かしてほしいと思います」工作研修を通じた学び― 新卒社員4名にインタビュー参加した新卒社員は、この研修をどのように感じたのでしょうか?今回は、技術系社員3名、事務系社員1名の計4名に感想を聞きました!左からShinon F、Yuya M、Taito T、Tomoya TShinon Fモーターや組み立てに関する知識がなかったため、チームメンバーに相談しながら、自分にできることを積極的に取り組みました。チームとして思うようにいかない場面も多くありましたが、研修担当の社員の方からアドバイスをいただくことで、形にすることができました。今回の研修を通じて、悩んだ時には、周囲の社員に相談することの大切さを実感しました。また、モーターに実際に触れることで、その仕組みへの理解も深まり、“実際に触れて学ぶ”ことの重要性を改めて感じました。今後はこの経験を活かして、自分自身でも努力を重ね、先輩や上司にも積極的に相談しながら、更に成長していきたいです。Yuya M工作自体は身近な材料を使った内容でしたが、競技は想像以上に難しかったです。電気的な制約がある中で、重い丸太を運びながら坂を上り切る必要があり、試行錯誤を繰り返しました。特に駆動量をしっかり伝えるため、厚紙を4枚使って車輪を自作し、モーターと直結させる工夫を行いました。今回はチーム内で意見が一致していたため、比較的スムーズに作業を進めることができましたが、今後は意見が分かれる場面でも、しっかり話し合いながら業務を進められるよう、経験を積んでいきたいです。Taito T私たちのチームは理想を追い求めることを大切にし、駆動部分をクローラーにする案に挑戦しました。しかし、実際に製作してみるとうまく動作しなかったため、直前で四輪車に変更しました。また、後輪はフレームの内側から外側に付け替え、モーターサイズも大きくすることで出力を向上させた結果、無事に丸太を運んでゴールすることができました。直前まで多くの変更を行いましたが、チームで思いついた案を一つひとつ試作・検証し、改善を重ねながら最善の形を見つけることができて良かったです。今後の業務においても、理想を追い求めながら、それを実現するために何をすべきかを徹底的に考えていきたいです。Tomoya Tモーターを使った工作にはなじみがありませんでしたが、コンセプトの検討や、アイディアをメモに残して次の改善につなげるなど、自分にできることに取り組みました。私たちのチームでは、車輪1つにつきモーターを1つ取り付けた方が力を出せるのではないかと考え、ほかのチームにはない二輪駆動のコンセプトにたどり着きました。こうした発想が生まれたのも、活発に意見交換ができていたからだと思います。今回の研修を通じて、一人だけでは仕事は成り立たないこと、そして、様々な人と協力しながら進めることの大切さを、身をもって学ぶことができました。今後は、自分の分からないことを素直に共有し、多くの方と協力しながら業務を進めていきたいです。チームのみんなで試行錯誤を重ねながら、自分たちのアイディアを形にしていった2日間。ものづくりの楽しさやチームワークの大切さを体感したこの時間は、これから始まる日々の仕事の中でも、きっと新卒社員たちの支えになっていくはずです。新卒社員の皆さんと共に、私たちもこれからの挑戦を積み重ねていければと思います。